稲城クロス観戦記。
稲城クロス観戦記。

稲城クロス観戦記。

 友人や知り合いが出走すると聞き、今回初めて稲城クロスを観戦してきました。シクロクロスの試合自体は4年前に湘南国際村で開催された大会を観戦したことがあるものの、シクロクロスの観戦自体は今回で2度目となります。

 到着したのは昼過ぎ。ダメ元で会場前の稲城北緑地公園の駐車場に行きましたところ、普通に空車の表示が。入場すると意外と車室が空いていてちょっと拍子抜け。多摩川沿いにあるこの公園ですが会場は遊歩道を挟んで川沿いの場所にありました。車を止めてさて出展ブースでも見ますか、と思いつつふと見ると友人が目の前に。試合前のアップ中にもかかわらずお話しをしていただき、ありがとうございました。

 出展ブースを軽く回ってからレース観戦。ちょうどU-15クラスのレースが開催されておりましたが、優勝した選手がブッチギリの優勝。素人の私から見てもスタミナ、テクニックを兼ね備えた選手。将来が楽しみです。

 15時半、この日の最終レースである「店長&社長選手権」がスタート。狭いコースを激走する選手。前の選手を抜かすには相当のテクニックが必要になります。このレースの前に開催されたレースでは前のタイヤがホイールから脱落したりクイックリリースレバーの思いがけない解放など通常の走行などでは考えられないトラブルが目の前で起きておりました。

 タイヤの脱落は装着していたタイヤがチューブラーだったこともありすぐにはめて走行を再開。その直後に今度は後輪のタイヤも外れましたがこちらもすぐに装着。クリンチャーや他の規格のタイヤだったらと思うとちょっと怖いです。クイックリリースレバーは選手が前輪に手を伸ばしてレバーを元に戻しておりました。それも走行しながら。すごいテクニックですね。

 スタート直後の直線でいかにポジションを確保するのかが肝だった(と聞いた)レースでしたが確かにそんな感じ。直線と階段以外で前の選手を抜くのは至難の技っぽいです。クランクなどで強引に抜こうとすると落車しそう。とにかくテクニックと瞬発力が試されるなと感じました。

 メカトラや落車など、選手の多くの人たちが結構なダメージを受けながら走っていましたが、それでも最後まで諦めずに走る姿は凄いなと思いました。体力は言うまでもないのですが、精神力が強くないと走れないですね。

 老若男女問わず多くの選手が出場した稲城クロス。一日中いても楽しかったかもしれません。なお、この時の様子はこちらの動画にアップされております(代表と店長が一瞬映り込んでいます笑)。

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