3月11日におもう。

 令和5年3月11日。WBCでは佐々木郎希投手が先発する予定です。岩手県出身の陸前高田出身(高校は大船渡)の彼がこの日に先発すると聞き、落涙を禁じ得ません。

 12年前の今日、未曽有の大災害が発生しました。この災害の数日前にも比較的大きな地震があったのですがそれからしばらくしてまさかあのような大きな災害が起きるとは誰が想像できたでしょうか。

 当時私(店長)は仙台に住んでおりました。前職を辞める20日ほど前、青森に出張に行った帰りに罹災しました。その時の状況はこちらにまとめて書いてあります。

 改めて読み返しますと、忘れてしまったことがいくつかありました。忘れない、忘れてはいけないと思うことでも忘れていくものなのだなと、悲しいやら悔しいやら何とも言えない感情がわいてきます。

 被災した私がこのような状況です。世の中の人たちが震災の記憶が薄れてしまうのも仕方ないですし、それを批判する必要もないと考えます。国会の場で「あの日誰と会っていてどんなやり取りがあったのか忘れたのか?」などと追及する場面がたまにありますが、今までの人生の一分一秒を克明に覚えている人が世の中にどれだけいるでしょうか。例えがちょっと違う気もしますが、人間の記憶は常に新陳代謝を繰り返していくのは間違いないと思っています。

 しかしながら、あの震災の教訓はいつまでも語り継がれていくべきであると思います。いつ来るかわからない災害に対して少しでも過去の教訓を生かし、被害をできる限り少なくすることは大変重要なこと。そう思っています。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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