BIKE & CAMP MEETING TOUKAI 24に参加しました。
BIKE & CAMP MEETING TOUKAI 24に参加しました。

BIKE & CAMP MEETING TOUKAI 24に参加しました。

 11月9日、10日に開催されたBIKE & CAMP MEETING TOUKAI 24に参加して参りました。開催場所は岐阜県山県市にある伊自良湖。BIKE & CAMPは昨年茨城県霞ヶ浦で開催されたKANTOU 23に参加して以来2回目でしたが、前回参加したイベントとは趣向を異にするもの。主催者様のサイトによりますと、
「今回のBIKE&CAMPは、BIKE&CAMP MEETINGと称して、旅人が集まることをメインとしており、それらに付随して、自転車メーカー(ツーリングバイクを筆頭にキャンピング、グラベル、ランドナー、パスハンター、ロード、オールロード、MTB、小径車、カーゴバイク、ファットバイクetc)アウトドアブランド、ウルトラライトにこだわったニッチなギアブランド、MYOGを含め新進気鋭のハンドメイドプライベートブランドまで、旅にこだわったショップなどが出展してくださいます。ワークショップやトークショーはなく、旅人同士の交流を大切にしています。」
とのことでした。確かに前回の参加した霞ヶ浦のイベントではチャリティーオークションやトークイベント等、夜のイベントが開催されていましたが今回は夜間は静かに過ごすことを優先したようです。

 普段から積極的にライドしている代表はさておき、不整脈を発症してからほぼライドはしていない店長にとっては岐阜市内から伊自良湖までの約20キロメートルを走行するのは至難の業。幸いなことに今回のイベント会場まで車で来場する人は伊自良湖の駐車場に駐車できるとのことでしたので店長は当日の朝車で看板犬を預けたのちにそのまま現地に向かい、代表は店長の運転する車で山県市役所まで輪行、その後自走で現地まで向かうことになりました。

 伊自良湖は岐阜市内から近い静かな人造湖ですがここ数年は来場者が少なくなり、老朽化していた農産物直売所を平成30年にリニューアル。愛称も「ニューいじら湖荘」から「ラブレイク」に変更、おしゃれな建物に変貌しました。「ラブレイク」は地元の中学生が考えた愛称で「ラブ(恋=伊自良湖は恋人の聖地に認定されている)、ブレイク(流行る(はやる))、レイク(湖)をかけあわせた名前だそうです。ワカサギ釣りで有名な場所だそうで、この日もワカサギ釣りをされている方がいらっしゃいました。

 冷え込む時期と言うこともあり主催者からもキャンプは冬支度でとのお達しがあったほどでしたが日差しがあって意外と暑かったですね。自走で会場入りした代表と合流してまずは受付を済ませてテントの設置場所を探します。背中に荷物を背負って現れた代表の姿に会場が一瞬騒然としておりました。会場から700メートルほど離れた場所ですぐにわかりますよとのことでしたが「この先私有地」の看板にちょっとびびってその先に進めず。もう一度受付で聞いたところその私有地と書かれてある看板の先にあるアンバイエ(旧伊自良湖キャンプ場)が来場者用のキャンプ場でした。設置に適当な場所を見つけたのち、テントの設営。走るわけではないのですが、とりあえず私はクロモリのピナレロを持参(笑)。BIKE & CAMPっぽくなりましたかね。

 設営を終えて会場までは下り坂。久しぶりに自転車で走行してみました。クリップにシューズが入りきらなかったのでドライバーをお借りしてクリップを外していたのですがその際にナットをなくすと言うアクシデント。草むらで作業をしてはいけませんね。

 出展者さんの商品は飲食も含めて魅力的なものばかり。そんな楽しい時間に仕事が舞い込みました。代表が電話で対応。結局夜まで仕事が続きましたが良い方向に向かったのでよしとしましょう。

 午後になって太陽が山の影に隠れた頃から急激に寒くなり出したので自転車でキャンプ場まで行き、駐車している車にあるダウンジャケットを取りに行きます。久しぶりの登坂。大した距離はないですが、あとで確認するとまぁまぁな登り坂でした。

 15時頃に宿泊場所であるキャンプ場に戻ったところ、既に火起こしをしている方々がちらほら。何だか白煙が結構上がっていて狼煙かよと思うほど。水分を含んだ薪だったのかなと想像はついたのですが、周囲をよく見てみるとほとんどの方々が火吹き棒などで空気を送っている間だけ火がついてそれを止めるとすぐに火が消えてしまっていたようです。ここまで火付きが悪い薪は見たことがなかったのですが、これがその後他の方々と交流するきっかけになりました。ちなみに代表と私はテントや衣服が防炎仕様ではなかったので最初から焚火の用意はしてきませんでした。

 17時にキャンプ場にてトークイベントが始まりました。地元のユーチューバーゆみやみさん、名古屋のリーさんなどがBIKE & CAMPの魅力や自転車旅の魅力を語ったあとはBIKE & CAMP恒例のチャリティ。今回はオークション形式ではなくジャンケンで買った人が参加費(寄附金)1,000円を支払って好きな商品を選ぶと言うもの。店長が運良く勝ち上がり、商品を頂きました。

 トークイベントが終わり、トークイベント会場でやっとこさ点火した焚火(女性スタッフさんが必死で点火しておりました。のちにこの方、凄い方だと判明)を囲んで参加者さんの一部が集結。その中に私と代表も混ぜていただきました。その参加者さんたちは申請こそされていないとのことですがシュペールランドヌールの資格を持てるだけのブルベを走っていたり、エベレスト登山を計画されていたり(入山料がすごいですよね)ととにかく凄い人たちばかり。さらりと話すその内容に圧倒されるばかりでした。

 仕事が残っていたので一旦席を外して事務局の方々の宿泊場所へ。仕事の内容をお伝えする予定の方々が買い出しに出かけていらっしゃるとのことでお帰りまでの間待たせて頂くことに。こちらでも火起こしに四苦八苦しておりました。エアマット用のポンプで空気を送り込んだりしても大きく燃え盛るのは一瞬だけ。爆ぜるわ煙いわで大変でした。お待ちしていた方々がご帰還されたので酔っぱらう前にちょっとお仕事をして頂き(笑)、その後私たちは宿泊舎のキャンプ場へ撤収。行き帰りとも真っ暗でちょっと怖かったです。再度先ほどの場所に戻り、代表は遅い夕飯を作り出しました。と言ってもメスティンの自動炊飯で炊いたご飯とインスタントの味噌汁だけでしたが。サイレントタイムの22時きっかりに皆様解散。そのタイミングでほぼ消える焚火。絶妙な薪の焚べ具合に驚きを隠せませんでした。

 翌朝。夜間は結構冷えてインナーテントまで結露するほどでしたが快適に寝ることができました。私は相変わらず川の流れる音を大雨と勘違いしてたまに起きたりしておりましたがそれでもまぁまぁ寝られたのではないかと思います。

 改めて出展者さんのブースを一回り。私はクーラーバッグを、代表はULの五徳MEDERU STICKなる商品を購入。MEDERU STICKは自転車を立てて愛でるためのツールと言うニッチな商品。なかなか面白いなと思います。

 昼前に撤収し関係者の皆様、お世話になった参加者さんにご挨拶をして帰路へ。帰路の途中、小径車にサドルバッグを装着したハードキャンパーさんに出会いました。参加者さんかな?と思ったら前夜のミーティングで火おこしをされていた方。まさかこんなベテラン感のある方だとは。

 と言うことで出展の参考にするつもりではあったもののプライベートで来たはずが途中から仕事モードになったりもしたものの楽しい2日間を過ごすことが出来ました。主催者の皆様、出店者の皆様、参加された皆様、ありがとうございました。次回も参加できればいいなと思っております。

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