出展記録【秋ヶ瀬の森バイクロア14】
出展記録【秋ヶ瀬の森バイクロア14】

出展記録【秋ヶ瀬の森バイクロア14】

 今回の投稿はもしかしたら思わぬ方向に飛び火するかも知れませんが、思ったことを正直に書いていこうと思います。年寄りの戯言と御笑読して頂ければ幸いです。

 例年多くの人が集まるバイクロア。今回初めてヴィンテージマーケットのエリアが開設されるとのことでしたので出展してまいりました。

 当日受付でしたので早朝に出発。現地に着く前に寄ったコンビニで某雑誌の編集部の方にバッタリ。高速道路を降りた時点で自転車を積載した自動車を何台か見かけたのですが、編集部の方にお会いした時点で何となくマズイと思って現地に急ぎます。一度下見をしていたので道順は問題なく。駐車場に関しても問題なく…のはずでしたが、関係者駐車場入口の警備員さんにここに駐車して大丈夫ですよね?と念の為聞いたところ、
「すみません、私駐車場への誘導しかしてないのでわかりません。」
との返事。駐車場は空いていたのでとりあえず入場。マーケット出展者用の駐車スペースは確保されていたのですが進入禁止のテープとコーンを倒したりして既に何台か車が駐車されておりました。

 周囲を見渡してもそれっぽい人たちがおらず。とりあえずマーケット出展者用駐車スペースの中央付近に駐車いたしました。その後、駐車場の誘導員からそこには停めるなとの指示。直後に一般車が駐車してしまい、マーケット会場からさらに遠くの場所に停めることとなり、最終的にはそこで出展。マーケット会場から少し離れた上に隣に駐車していた車が会場間を移動するための道路からの視線を完全に塞ぐように駐車してしまっており、来場者からはほぼ見えない状況に。運営側が指定していたマーケット会場は地面の凹凸が酷い上に朝露で刈った草がビチョビチョ。衣類を取り扱う当店の出展は困難と判断し出展を諦めようと思っていたところ、ヴィンテージマーケットエリアの出展を取り仕切って下さっていたカンビオ工房の佐々木さんからコンクリート敷の場所で出展したらどうかとご提案を頂き、何とか出展場所を確保することが出来ました。

 と、まぁ出展まではちょっとアレでしたが、その後は人も続々と…とはやはりいかず。マーケット会場の奥でMTBの会場がありまして、そちらに行った方々の一部が流れてくる程度でほぼ人は来ずの状態。時折いらっしゃるヴィンテージマーケット目当てのお客様も散々探し回ってやっと辿り着いた、偶然辿り着いたと言う方が多かったですね。運営の方に聞いても、
「どこだかわからない。」
「この場所から離れているところだったかと…。」
と言う返事ばかりだったとか。そう言えば朝、設営直後にオーダーしていた商品をピックアップするタイミングで挨拶に伺ったいくつかの企業ブースでも
「来たら出展場所が変更になったと言われてアタフタした。」
と言われまして、そう言うことかと。運営の責任者の決定事項が下まで行き渡ってないのですね。ユルいノリがバイクロアの良いところと言えばそれまでなのですが、出展側からしたらちょっと困りものです。そのユルさが来場者にも伝わったのか、関係者駐車場に来場者の車が多く入ってきて駐車していきました。中には通路に駐車する猛者まで現れ、駐車場は切り返しで苦労する車、その車を避けるように入ろうとする車でカオスになっておりました。入口の警備員は何をしていたのだろう。

 時折偶然やってくるお客様や出展しているのかと思いきや遊びに来ただけと言う某ニキとお話ししたりして時間を潰しておりましたが、結構寒くて大変でした。天気が悪くなかったのが不幸中の幸い。時間も全然進む感じがせずでしたが何とか乗り切って初日の出展は終了。関係者駐車場に駐車していた来場者さんも出庫して行き、さてこれで当社の車も移動出来る、と思ったのですが結果として翌日まで駐車している車が多かったです。

 別のイベント場所で出展していた友人と夕食を取った後、主会場に散歩に。キャンプエリアでは落ち葉が多い場所で脚が短い焚火台で焚火をしているグループを何組か見ました。運営からは防火シートを敷いていれば焚火可能と言うことでしたが既に真っ暗だったので実際に防火シートを敷いているかは不明。朝からのモヤモヤがあったので色々と疑心暗鬼になってしまったのはちょっと情けなかったですね。バイクロアの運営がユルいのだから郷に入っては郷に従うの精神でいかないと。

 翌日。カンビオ工房さんが車を移動して下さると言うことで何とか他の出展者様に隣接して出展することが出来ました。ありがたや。この日は隣接した場所でやっていたMTBのイベントがなかったので正にリアル「新大陸」(バイクロアのヴィンテージマーケットエリアのキャッチフレーズです)の様相。冒険者だけが発見出来るエリアになってしまうんではないかと思われました。

 ところがこの日はBIKE & CAMPの主催者であるモデルの山下晃和さんがこちらのブースを見つけて下さり、お声がけをして頂いた直後からはたまたまこの日に来たと言う知人、この日に行きますと言って下さった知人や友人が続々と来場。極め付けはGRAND CYCLE TOKYO2024のエロイカブースで注目を浴びたペニーファージング乗りの友人。いつも通りペニーファージングで颯爽と登場したのですが周囲の反応が面白かったですね。

 今回の出展には看板犬のムクを連れ、そして看板犬だったジュンの写真を持って行きました。ムクは多くの来場者様に撫でて頂きました。撫でてもらっている間、こちらに向かってどや顔をするのはいつも通りです。

 ヴィンテージマーケットは15時で終了。バイクロアで一番盛り上がるイベントと言われるオウルクラスレース(コスプレレース)が開催されている最中に現場を離脱したので駐車場から出る車の大渋滞にはまることなく帰ることが出来ました。

 第1回目と言うこともあり、運営者の告知期間や場所の設定等出展者側からするとちょっと思うところはありましたが、マーケットをうまく仕切って下さったカンビオ工房さんのご尽力でヴィンテージマーケット自体は問題なく出来たのではないかと思います。出展者は少なかったのですが次回以降(次回以降があればですが)はもう少し出展者も増えるのではないかと考えています。いずれにしてもどんなイベントでも第1回は手探りでしょうし、当店の今回の出展もバイクロアの様子見と言う趣旨が大きかったので運営のグダグダささえなければ特に不満はなかったですね。暇だった割に主会場に行けなかったので来年(ヴィンテージマーケットがあればですが)は主会場ももう少し見て回ろうと思います。

 関係者の皆様、ご来場下さいました皆様、ありがとうございました。

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