観戦記録【ジロ・デ・イタリア2026第18ステージ】
観戦記録【ジロ・デ・イタリア2026第18ステージ】

観戦記録【ジロ・デ・イタリア2026第18ステージ】

 ジロ・デ・イタリア2026第18ステージを観戦してまいりました。海外でのスポーツ観戦は、サッカーワールドカップドイツ大会予選の日本対バーレーンをバーレーンで、サッカーワールドカップドイツ大会準決勝2試合をドイツで観戦したことがありましたが、自転車競技の観戦は今回が初めて。観戦前からとても楽しみでした。

 第18ステージは5月28日に開催された北イタリアのファイ・デッラ・パガネッラ(Fai Della Paganella)〜ピエーヴェ・ディ・ソリーゴ(Pieve di Soligo)の平坦区域(と私は思えませんが)を駆け抜ける167キロメートルのコース。21ステージあるジロ・デ・イタリアの終盤戦のコースとなります。クイーンステージと称される第19ステージの前哨戦となるステージの観戦となります。今回はグランツールレーサーであるヴィンゲゴーが参戦することも楽しみです。

 イタリア到着後、時差ぼけの調整も兼ねて1日目は静養、2日目に観戦となりました。ゴール地点であるピエーヴェ・ディ・ソリーゴに到着すると街はあちこちにピンクの装飾がなされて静かにゴールを待つような雰囲気。それでもゴール近くに行きますと、既に多くの人たちが食事や飲酒など思い思いのスタイルで過ごしていました。

 軽く街の中を散策。お土産を買った後昼食。この辺りの時間にこの日の競技はスタート。食事をとりつつ巨大スクリーンに映し出される映像で観戦。逃げの選手がゴール手前10キロを過ぎても逃げて集団との差が全く縮まず、30秒ほどの差をつけてゴール直前までは逃げの選手が優勝かと思っておりましたが残り1キロを切るあたりで集団が逃げの選手を捉え、ゴール直前の急カーブでは恐ろしいほどの集団スプリント。最後は同僚のアシストを受けたフランスのポール・マニエ(スーダル・クイックステップ)が集団ゴールスプリントを制しこの大会での3勝目を上げました。ゴール直前に結構な雨が降りましたが、その雨を忘れさせるほどのゴールスプリントを見ることが出来て感激。

 ゴール後はチームバスが駐車している場所へ移動。ゴール地点から2キロほどあるのですが何とか歩いてみました。UAE Team Emirates XRGのGM、マウロ・ジャネッティ氏とお話が出来て感激。マニエやヴィンゲゴーを間近に見ることは出来ませんでした(目の前を高速で移動したのは見えましたが)が、まさかの方とお会い出来るとは思っておりませんでした。

 さて、このレース観戦に際して感じたこと。とにかくトイレがない。食事場所以外でトイレに入った記憶がないです。場所取りをゴール想定時間から5時間ほど前にしたのですが、ゴールまでの時間潰しには困らなかったですね。スポンサーライドに参観する人たちや地元の子供達によるレース、スポンサーのパフォーマンスやDJによるパフォーマンスで全く飽きることなく時間を過ごすことが出来ました。時間潰しの途中でDJからインタビューと言う名のクイズを出題されたりもしてちょっと焦りましたがとにかく場を楽しむ人が多かったですね。中にはトランプやサイコロゲームをしている人までいて楽しそう。ゴール直前のお店のテラスや建物の部屋や屋上は有料席として開放されていたようです。金を払えばいいことがあるよと言うある意味わかりやすい構図です。

 ゴール時間が近づくにつれて観戦者も増えて押すなよ押すなよの状態。比較的高い金属製の柵があるので後ろから押されるととにかく痛い。周囲の人や警察官のOBに注意されても無視する迷惑な人もいましたね。

 これだけ大きな大会にもかかわらず、駐車場が無料だと言うこと。ツアー・オブ・ジャパンでもいなべステージや今年から開催がなくなった美濃ステージではゴール近辺の駐車場は無料でしたが、大会の規模が違いますね。それでも無料と言うことは関係者の相当な努力があってのものだと思います。

 楽しい時間を過ごさせてもらったジロ・デ・イタリア。ありがとう。

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