今回初めて出展した東京ベイバイシクル。このイベント自体の開催は2度目とのことです。あまり天気が良くない中、超党派議員で構成される自転車活用推進議員連盟の橋本聖子会長、江島潔事務局長の挨拶からスタート。2人ともノンペーパーでの挨拶でした。

両日ともお日柄も良く絶好のライド日和でした…と思っていたのですが、初日前日に天気予報が急に変わりまして初日は午後から結構な雨予報。芝生の上での出展でしたので雨対策に四苦八苦しそうだったこともあり、いつも使用している大型テントから横幕付きの遮光テントに変更。これが功を奏して激しい豪雨も何とか凌ぐことが出来ました。午後から雨の予報でしたが出展時間中ずっと雨。しかし何故か来場者様はまぁまぁ多かったですね。売上もしっかりありました。有り難いことです。この日は雨天にも関わらず知り合いの方々、当店のお客様、そしてBIKE & CAMP TOUHOKU 25でお世話になった山下晃和さんが出展ブースに遊びに来て下さいました。皆様、お足元の悪い中お越し頂きましてありがとうございました。
雨の中ではありましたが、団長安田さん、稲村亜美さんほか豪華ゲスト陣が出演するステージには多くの人が集まっていました。天候に関係なくご来場下さる方々には頭が下がります。団長は2日間にわたって当店のPRをさりげなくして下さいました。いつもありがとうございます。

この日は自転車デザイン専門学校の学生さんも遊びに来て下さり、普段ならば年齢層が高いヴィンテージエリアが一気に若返りました。同じ趣味を持つ若者と交流することは滅多にない機会。若い世代にこの素晴らしい趣味を引継ぐことが重要な課題とは認識しているものの、その具体的な方策は関係者でもどうすればいいのか悩んでいるところ。どのような業界も一緒だとは思いますが、本当に悩ましいです。
2日目は好天に恵まれましたが、既にロードバイクなどを持っている人たちはライドに行っていると思われ、また新たなユーザーとなり得る人たちは自転車以外の行楽に行ったのかも知れません。自転車を購入しようとある程度意思を固めた人以外はそもそもわざわざ交通費をかけてまで試乗に来る感じではなさそう。自転車業界における最大級のイベントであるサイクルモードですら来場者や出展者が減っている現状を見ると他のイベントは推して知るべしと言ったところでしょうか。などと思っていたのですが、実際には全然状況は違っておりまして多くの方々が会場にいらっしゃいました。
お隣のブースの毘沙バイクさんはひっきりなしにお客様がいらっしゃって大忙し。この日はおふたりで接客をされておりましたがとにかく忙しそう。試乗可能な自転車を持ってきた会社のブースは通路を挟んだ反対側に集中していたのですが、毘沙バイクさんを目指して来られるお客様が多かったですね。社長自ら全国津々浦々を回って営業していることが結実したものではないかと思ったり。少し離れた場所にブースを構えたDECOJAさんも忙しそう。リサーチは重要だなと思わせるお話を伺いまして当店も頑張らねばと思った次第です。


ステージではTBSラジオで放送されている「ミラクル・サイクル・ライフ」の公開録音が実施されていました。MCの石井正則さんは本当に自転車がお好きなのですね。さすが七代目自転車名人ですね。当店ブースにもお立ち寄り頂きました。ありがとうございました。番組のゲストの石丸謙二郎さんの「自転車と風」のお話は興味深く聞くことが出来ました。
会場の周辺は若い家族、外国人の家族が多く居住されていて散歩がてらにご来場される方々がとても多かったです。今回会場になった周辺は雨に濡れない建物内のバスターミナル、一日中遊んでいられるような巨大ショッピングモール、大きな公園など非常に良い住環境だなと思いました。犬連れの方も多かったので、周辺のマンションはペット飼育可能物件が多いのかも知れません。
さて、今回のイベントの搬出入は他とちょっと違いました。初日のイベント開始直前に荷物の搬入と言う結構ハードな指示を受けました。何とかイベント開始時間に間に合いましたがその時点でへとへと。出展者様の多くはいつメンや過去に出展でご一緒させて頂いた方なのでそう言う意味では気持ち的に楽ではありましたが、体力的にはきつかったです。さらには初日のイベント終了後直ちに全ての商品を撤収し2日目のイベント開始前にまた設営することとなっていました。同じ臨海部で開催された他のイベントに比べて風雨や盗難防止に重きを置いてくれたのはありがたいのですが、他のイベント同様イベント会場は夜間警備員さんが巡回していたことを考えると果たしてこの一連の作業が必要だったのかどうかと思ってしまいました。また、本会場とヴィンテージマーケットを回遊するために急遽企画して下さったスタンプラリーもスタンプを配布が遅延したりブースに設置されるはずのスタンプが一部ブースに配布されなかったりと。
最後は何だか愚痴っぽくなってしまいましたが、本年12月に開催されるGRAND CYCLE TOKYO2025のキックオフイベントとしては成功したんじゃないかと思っていますし(偉そう)イベント自体はとても楽しめました。
来場者の皆様、出展者の皆様、主催者等関係者の皆様、ありがとうございました。