利用者と言いますか、今まではイベント参加者として参加してきたBIKE & CAMP。今回初めて出展者として参加することとなりました。開催場所は福島県いわき市。いわき市と言えば映画「フラガール」の舞台にもなった場所です。酷暑の夏となった今年は9月下旬になってかなり涼しくなりました。

開催前日に現地入りして設営。常磐道で福島県に行くのは久しぶりです。首都高が少々渋滞しましたが、現地まで4時間少しで到着。思ったより近いですね。いわき四ツ倉インターチェンジからすぐの開催場所を確認後、街中にあるスーパーマーケットに買出しに向かいます。商品の豊富さ、安さに驚きました。無人レジで精算出来るスマホアプリもあってさらにびっくり。

買い物を終えてイベント会場へ。まずは皆様に挨拶。出展準備を終えてから施設内を軽く散策して夕飯の支度を。今までのキャンプは肉を持ってくるのを忘れたり、持って来たのに腐らせてしまったりと良い事がなかったですが現地調達をした今回は肉を堪能することが出来ました。火力の強いバーナーを持っていって大正解でした。



運転の疲れからか連続する出展の疲れからかとにかく眠くてテント内で爆睡。ちなみにこの日使ったテントはこの日が初張り。BIKE & CAMP KANTOUで購入したウクライナの企業であるLITEWAYのもの。シーム処理に何年もかかってしまいやっとのデビューとなりました。その後すぐ隣りで歓談している人たちの声で起きまして、深夜まで(この日はサイレントタイムのスタート時間が結構遅めでした)お話しを。イベントを企画するのも実行するのも大変なのだなと実感しました。


イベント初日。この日に来られる出展者様も。東京からの特急がいわき駅に到着するのが10時過ぎ。そこから輪行を解いて自転車で移動するとしても10時のオープンには間に合わないよね、などとよく考えると根拠があるようなないような理由でのんびりと出展準備を進めていたら地元の方々が続々といらっしゃいました。試乗車を持ち込んだ出展者様は既に準備万端でしたので全く問題はなかったものの、ちょっと油断した出展者様も(うちもです)。
お子様連れのお客様が多かったのですが試乗車を上手に乗りこなすお子さんを見るのは楽しいですね。何やかんや言いながら初日の出展時間は終了しました。夜になってトークイベントの時間帯あたりから大雨に。本来は参加者全員で焚火を囲んでのトークショーの予定でしたが、流石に雨の中でのトークショーは無理と言うことで屋根の下でのイベントとなりました。こちらのイベントでは浜通りの方々の熱い思いを聞くことが出来ました。ここで友人について触れられていたのには驚き。いわきに何度も訪問して下さる某県の方と言えば、もうあの方々しかいません。何だか嬉しくなりましたよ。
トークショーに引続いてチャリティオークション。当店からも少量ながら商品を提供させて頂きました。売上金は全てNPO法人海外に子ども用車椅子を送る会に寄付されるとのことです。

翌日。テン場を見ると結構の数のテントが。40張りほどあったかと思います。多くの方が自転車でお出かけしていました。

それはそうと前日とはうって変わって暑い暑い。それでも前日に引続いて多くの方々がご来場。お子様向けのイベントなども開催されてのんびりとした、そしてユルい空気がゆったりと流れ、これぞBIKE & CAMPと言った雰囲気です。


出展者様は自転車関連のみならず、フードトラックの方々も。中には早々に商品を売切ってイベントを見て回る方もいらっしゃいました。


帰りの交通渋滞を気にしつつ撤収作業。イベント終了後には主催者様からBIKE & CAMP TOUKAIへの招待も頂きました。お誘いを有り難くお受けすることとして帰路へつきました。常磐道はいつも通り三郷付近で大渋滞するのかと思っていたら、谷和原付近から渋滞。圏央道で成田方面に行き、そこから富津方面に向かってフェリーで帰ろうとも思いましたが最終的に選んだのは東京外環道で高谷方面に抜ける道。これで比較的スムーズに移動することが出来ました。

今回は出展者として始めて参加しましたがとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。主催者の皆様、出展者の皆様、来場された皆様、ありがとうございました。2年間と言う短い間ではありましたが、私も前職時代に東北に赴任し、人々の優しさや食べ物の美味しさに魅了されたひとりとして今後も東北に訪れたいと思います。