今年も当店代表がEROICA JAPANのライドイベントに参加いたしました。落車、ライド直前の腱鞘炎等もあって目標である80キロメートルのライド完走がなかなか出来なかったのですが今年は体調、車両とも万全を期しての参加。今年のエントリーは目標であった80キロメートルのショートコース。果たして今年は80キロメートルを完走出来たのでしょうか。以下は当店代表の文章となります。
昨年のリベンジと言うことで今年もFUJI80(走行距離74.6キロメートル、獲得標高1,672メートル)にエントリーしました。ライドの前日に発症した腱鞘炎のため30キロコースにダウングレードした昨年とは違い、今年は指の痛みもなく、体調も万全。坂練もそれなりにこなしてきました。
今年。ライド前日は朝は富士山がくっきり見え、暑いくらいの晴天。初日はヴィンテージ ではない自転車でも参加できるMAPEIフレンドライドが開催されまして2人のお友達が参加して下さりました。楽しかったと笑顔でゴールされたこと、私も嬉しくてはしゃいでしまいました。興味を持って参加して頂き、ありがとうございました。
そして迎えた翌日。私が走ると言うこの日の天気は、降水確率が100パーセントとの予報。2年前は落車したリハビリが終了した直後と言うこともあって雨でリタイヤしましたが、今年も雨天だった場合には怪我のリスクを避けるため(ココ重要)ショートコース1であるSAKURA30(走行距離26.5キロメートル、獲得標高318メートル)に変更しようと最初から決めていました。そして今回は昨年のライドで一緒に走った方、そして私の友人と私と3人で走ることになりました。(ロールケーキで思い出す方も?笑→昨年のライド記録) また、当初はチネリスーパーコルサでの参戦を予定していましたが、周囲のアドバイスもあり雨天時のライド用にTOEIのALPSランドナーも持込むことに。結果としてランドナーで走ることとしたのですがこれが大正解。太めのタイヤと泥除けが大活躍することになりました。
この日は荒天だったためロングコース及びミドルコースが安全を考慮して中止となり、そちらに参加する予定だったライダーの多くが80キロメートル及び30キロメートルのショートコースに振替えて参加していました。私が参加した30キロメートルコースは80キロメートルコースよりも参加者は少なかったですが、和気藹々とした雰囲気の中スタート。時間が経過するにつれて雨足も強くなりましたが、気候対策をしてきたので寒さや湿気に悩まされることはほとんどなく、自転車もランドナーを選択したことで走行の安定性を確保することが出来、またウェアの背中部分に泥の筋をつけることはなくなりました。…とはいえ、安全にゆっくり走りました。
立ち寄りスポットであるらららサンビーチに到着すると、メカニック担当のKさんがパンク修理をしていました。イベント2日目は雨でお店の出展を取りやめていたので当店店長も手伝っていました(ように見えました)。
パンク修理をお願いしていたライダーさんが
「古い自転車なので…。」
と何気につぶやいたその言葉にその場にいたほぼ全員が、
「みんな古い自転車だよね。」
とツッコミを入れると言う。その後その自転車が結構なレア車両だと知って手のひらを返すように所有者さんを賞賛する皆さん。現代車のフレームと言われてもおかしくない時代の先端をいくエアロ仕様のバイクに皆さん興味津々でした。雨のため走るコースを変更した方やロングコース及びミドルコースのクローズで短い距離を走る方も続々と到着。寒い、寒いと言いつつもみんな笑顔で話しをしていました。とは言え、半袖短パンスタイルで走っている方々は本当に寒そうで温かい飲み物が提供されなかったらどうなるのだろうと思うほど。
昨年はお友達のバイクがパンクしてしまい、ゴールまで歩いた道のりを懐かしく振り返る場面もありました。今となっては、いい思い出になりますね。そして3人揃ってゴール!
2022年に初めてEroicaに参加したときから目指していた、友人と一緒にゴールする目標をようやく果たすことができました。残念ながら、エントリーしていたコースではなく安全を最優先することで30キロコースに変更しましたが無事に帰って来ることが出来たこと、一緒にスタートした2人と共にゴール出来たことが大きな達成感になりました。(まだまだ未熟なんですけどね。)
さて、昨年の記録にも登場したロールケーキはというと今年は3人で電話で予約。私は大人気のイチゴのロールケーキを買ってきました(笑)。ロールケーキ話で道中走りながら盛り上がってたこともいい思い出です。
例年よりも1ヶ月早い開催だったこともあり、降雪や寒さなどで思うように練習出来なかった方、春の雨が降る伊豆の気候に慣れなかった方など様々な事情を抱えつつもこの場所に来られた方々とお会い出来たことは本当に大きな喜びです。多くの方々と触れ合う中で好きなことを、全身雨に濡れても笑顔でいられることに感謝しかありません。大会関係者の方々、地元の関係者の方々、出展された方々、そして参加者の方々、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
- ショートコースは30キロメートルと80キロメートルの2コースありました。 ↩︎