French Vélo Meetingに参加しました。【ライド編】
French Vélo Meetingに参加しました。【ライド編】

French Vélo Meetingに参加しました。【ライド編】

 French Vélo Meeting2日目に開催されたライドイベント「Rally Vélo Vintage」に当店代表が参加いたしました。以下は当店代表が執筆した文章となります。

 今回開催された「Rally Vélo Vintage」はフランス製自転車のライドイベントだと思っておりましたが、参加できる車両を見てみたところ、
・フランス製自転車
・日本製ランドナー&スポルティーフ
・1986年以前の自転車
・ペニーファージング
・タンデム
とのこと。私が所有している自転車とレギュレーションを突き合わせてみた結果、主催者の門脇さんからのご提案を踏まえてALPSのランドナーで参加することにしました。

 今回のライドはフォトポイントラリーということで、甲州市周辺の決められたフォトポイントで自転車と写真を撮影するとその数に応じて景品がもらえるというもの。一緒に走る友人と相談して、最初はスタートゴールのつぐら舎から程近いフォトポイントの「大善寺」を目指して走ることにしました。こちらの本堂は関東周辺で最も古い木造建造物。中には国重要文化財の薬師如来像、日光菩薩像、月光菩薩像、木造十二神将立像(頭に十二支が乗ってます)が配されています。手を合わせ、心穏やかな気持ちになったところで次のフォトポイントである「慈眼寺」へ。

 慈眼寺は、武田信玄氏の戦勝祈願所とされた古刹。最初に巡った大善寺同様、武田氏と縁の深い場所です。信玄公からの崇敬も厚く多くの寄進、薬師堂の建立などに表れ、伽藍を整えられたとされますが、天正10年(1582年)に織田信長勢の侵略により焼失してしまいました。現在の建物は、宥真により再建されたと言われています。本堂・庫裏・鐘楼門いずれも国指定重要文化財、その他武田家と縁の深い歴史的文化財を多数所蔵するとても荘厳なお寺でした。

 このあとお昼ご飯を頂ける場所になっているフォトポイントの「どんぐりの森」に向かうと今日初めて他の参加者とすれ違うことになりました(ほかの参加者さんはどんな周り方をされたのかな。)どんぐりの森では、内容はよくわからなかったのですが子供達が仮装をしていたので多分ハロウィーンと思われるイベントが開催されていました。ここではお弁当を頂きました。10月下旬とは言え、この日はちょっと暑くて冷たいものが食べたくなり(笑)どんぐりの森から少し走った先にあったシャトレーゼでアイスを食べてひと休み。次の目的地である「観音塚古墳」まではフルーツラインの登りが続きます。

 地図を見ながら走ったはずがフォトポイントが見つけられず何度もスマホで確認します。まあまあ行き過ぎていたことに気づいて引き返した左手に街並みが一望できる眺めのいい場所が。そこが次の目的地である「観音塚古墳」でした。雑草が生い茂っていて古墳とは思えなかったのですが、とりあえずフォトポイントに到着した証明写真を撮影しました。あとから分かったのですが、私たちが見ていたのは裏側でした。私は見ることが出来ませんでしたが、正面から見ると多面の観音像(写真の右側にある塔のようなもの)が安置されているものの観音像の土台となっているはずの墳丘は流出して石室が丸見えになっているとのこと。さらには封土も流失して石室が露出した上に内部は物置になっていると言うことでした。古い時代の遺跡ではありますが、荒れ放題と言うことのようです。

 このあとフルーツラインを下ってゴールのつぐら舎に向かう途中にあるフォトポイント「清白寺」を目指すことにしました。通りに面したCafeに東叡のランドナーが2台止まっていてランドナーの持ち主と思われる方々が窓から手を振っておられたので、吸い寄せられるようにお店に。大学から自転車部として走られているご夫妻と談笑しつつ、お店の外でお互いの自転車を眺める時間が。初めてお会いする方々と共通の話題で盛り上がれるのもイベントならではですね。

 清白寺で無事写真を撮り、ゴールを目指しました。ゴールのクローズ時間の関係もあり6箇所あったフォトポイントのうち4箇所を巡ってゴール。

 6箇所のフォトポイント全て巡ることは出来ませんでしたが、全てのフォトポイントを制覇した方はほとんどいらっしゃらなかったとのことでしたのでよく頑張った方だと思っています。何よりも無事にゴールできて楽しめたことが嬉しい1日でした。

 主催者の皆様、関係者の皆様、参加者の皆様、楽しい時間を作って下さり、ありがとうございました。

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