「ゆるキャン△」聖地巡礼。【アニメ編】
「ゆるキャン△」聖地巡礼。【アニメ編】

「ゆるキャン△」聖地巡礼。【アニメ編】

 色々とあった5月。精神的にも肉体的にも疲れ果てました。6月に入ってわずかではありますが余裕ができたので急遽気晴らしにソロキャンプに行ってきました。今までですと相模川沿いの無料野営地かふもとっぱらでキャンプと言うのが普段のスタイルでしたが、今回は足を伸ばしてゆるキャン△にも登場する長野県の高ボッチ高原キャンプ場でソロキャンプ。1泊1,000円と言う激安な料金もさることながら、日本一のシャッターポイントと称するその場所にぜひ行ってみたいと思った次第です。

 中央道のだらだらした上り基調の道は燃費の面では非常によろしくない訳ですが、高ボッチまでの道(今回は一般的な崖の湯ルートが閉鎖されていたので東山ルートで移動しました)が曲線が多い狭隘路なのは言うまでもなく。さらには国道からのアクセスがわかりづらかったです。事前にストリートビューを確認していなかったら多分迷っていたことでしょう。

 15時のチェックイン時間に間に合うように自宅を出発、圏央道、中央道と進みます。岡谷インターチェンジで高速道路を降り、国道20号線へ。そこから東山橋を越えた直後にある狭隘な道を右折するとあとはほぼ一本道で高ボッチ高原へと行くことが出来ました。が、思ったより過酷な道。これには参りました。200mほどバックして相手の車を通すなんてこともありましたが何とか無事現地到着。アニメや実写版で見た景色が広がっていました。ちなみに今回の高ボッチまでのルートの東山ルートは東京方面から行く場合に使われるルートだそうです。

 現地到着はチェックインより1時間以上前でしたので周囲を散策。まさにリンちゃんの「ボッチで高ボッチ」を堪能。アニメでは松本方面はガスがかかって見えなかったですが、この日は松本方面も諏訪湖方面もよく見えました。素晴らしい景色に感動。

 八重桜がまだ少しばかり咲いていて、レンゲツツジが咲き出す時期とのことでしたが、アブやらブヨが多くて辛かったです。サクラの木の下がキャンプに最適とネットでは言われていましたが、虫の集団に占拠されていたので平坦地で設営しました。

 チェックインを済ませてお土産を買った時にスタッフさんとお話をしたのですが、何とロードバイクに興味があるのだとか。さらには某怪獣映画、某位置ゲームのファンと知り、ビックリ。途中でお客様がいらっしゃったので気になったお話が中途半端で終わってしまいましたが、是非とも続きが聞きたかったです。

 管理棟を出ると、ローリングストーンズのロードバイクに乗った方を発見。思わず声をかけてしまいました。高ボッチ高原までの道はこちらではメジャーなヒルクライムの道なのだとか。裏ヤビツにちょっと似ているかも。

 平日キャンプにも関わらずテント泊が私を含めて5人、オートキャンプは3組。日が傾くと一気に気温が下がります。あまりの寒さに飲み物を、と思ったらシングルバーナーは持ってきたのにガス缶を忘れると言う失態。アルコールストーブは燃料も含めてしっかり持ってきたのでそちらでお湯を沸かしてティータイム。結局そのまま夕飯に突入。この日は用意していた牛肉を焼くだけ。先日某ホームセンターで購入したソフトクーラーが優秀すぎて肉が凍っていました。既に気温が低かったので常温に戻すのに苦労しましたが、美味しくいただきました。

 夕飯を食べた後で高ボッチ山山頂へ再び足を運びます。夕闇迫る諏訪湖周辺の街は素晴らしい景色。真っ暗になるまで山頂にいたかったのですが、あまりに寒いのと何やら動物の気配がするのでキャンプ地に帰ることに。

 テントに帰ってまずはお茶を飲みましたが、周囲を見ると既に多くのキャンパーさんたちが就寝しておりました。まだ8時前なんですが。周囲に何もないし、天気も今ひとつで星も望めそうもないので私も周囲に倣って就寝することに。しかし今回最大の失態、ダウンジャケットとダウンパンツを忘れたことで夜中に何度か起きる羽目になりました。それでもいつの間にか爆睡、気がつくと日の出時間の4時半。フライシートのジッパーを開けて外を見るとなんも見えん。霧がすごくてフライシートの内側まで結露してました。朝の景色を見るのは諦めて二度寝。6時くらいに起きましたが既に2人のキャンパーさんが帰っており、1人は撤収を始めておりました。朝食用に用意していたサンドイッチメーカーがアルコールストーブでは調理することが困難だと判った時点で私も撤収を決断。登山者を連れてきたマイクロバスが下山するタイミングとちょうど一緒になったので後ろからついていくことに。ひどい霧だと思っていましたが、思ったより視界があったので一安心。前日上ってきた道は意外と道幅も広かったですね。前日の苦労は何だったのだろうと思うくらいあっさり下界に帰ってきました。下界は普通に晴れていましたよ。

 帰路の途中、もう1箇所の映画に登場した場所に寄り道する予定でしたが、そこが道の駅みのぶ(ゆるキャン公認のキャンプ場)と勘違いしていたことに気づき、改めて映画に登場した場所に向かうことに。そこで大変な目に遭うとは思いもよりませんでした(続く)

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