先日、鎌倉にあります「Santillo Cicli & caffe The Garage」にお邪魔しました。こちらのお店は工業デザイナーであるサンティッロ・フランチェスコさんのお店。話が大好きな優しいイタリア人男性なのですが、実はすごい経歴の持ち主。こんな凄い人がこんな身近にいるのか?と思う方です。
今回はサンティッロさんが開発したe-bikeの実物を拝見するための訪問。現在販売中のRB-01はチーターが躍動する姿をイメージしたフレームとなっており、非常に強い印象を見る者に与えます。ユニークなフレームではありますが、走りは非常に滑らか。レースを目指す機材ではないのですがUCIの認定は受けていないものの、UCIレギュレーションはクリアしているとのこと。そのフレームをベースとしたe-bikeであるRB-01eは出力250Wのイタリアのポリーニ社E-P3+モーターを搭載。今回はコンポにカンパニョーロエカル13S、ホイールはカンパニョーロシャマルを奢った試乗車に乗ってみました。書き忘れましたが、アシストは時速25キロまで。アシスト強度は1から5までとなっています。エカルのブラケットは以前のカンパニョーロに比べて小さく、またアジャストが可能となり、私のような手の小さい人でも握りながらブレーキングが可能となりました。
年明けに50キロ程度走っただけの店長でしたが、大きく息が上がることはなく走行できました。平坦では20キロ弱で走行したのでアシスト量は多くはなかったのですが特に不満はありません。知らずにのぼった鎌倉山のヒルクライムではアシストレベル4でもちょっと辛かったのですが、レベル5では突然スッと前に進むようになりました。あまりに突然来たアシストに戸惑いつつもライドして楽しいと思える機材だなと。鎌倉山からのダウンヒルは結構怖かったですが機械式ディスクブレーキは不安なく制動することができます。ディスクブレーキを液体式にしないのは理由があってのこと。様々な細かい部分にフランチェスコさんのこだわりが見て取れます。長い間自転車に乗っていない店長でもそれなりのヒルクライムができるようになると言うのはさすがe-bikeだなと感じた次第です。
サイズは490、520、550の3種類。現時点ではまだ販売網に乗せることができる段階ではないようですが、現在販売されているe-bikeの価格と比較しても良心的な価格設定になりそうです。現物を是非お店でお確かめ下さい。って宣伝か(笑)。試乗の際にはヘルメットとグローブを持参すると良いかと思います。お店のインフォメーションは以下のとおりです。カフェも併設しており、非常に美味しいお食事を摂ることもできますよ。
Santillo Cicli & coffee The Garage
〒248-0022 鎌倉市常盤42-1(湘南モノレール湘南深沢駅から徒歩2分ほど)
営業時間9:00~22:00(水曜日休)
TEL 050-5235-9127 or 0467-53-7077