今年もEROICA JAPAN VINTAGE FREE MARKETに出展いたしました。
今回のスタートゴール地点は伊豆の国市長岡温泉。趣のあるちょっと狭い通りに面したスタートゴール地点に隣接した場所がフリーマーケット会場です。
前日午後に荷物搬入を終えて一風呂浴びようと会場近くの公衆浴場へ。男性用の風呂には地元のご老人がお一人入浴されていました。源泉の温度は60度ほどなので加水しているとのことでしたがそれでも熱い。ご老人が入浴しながらお湯をかき回すので熱さがさらに増します。江戸っ子のように痩せ我慢は出来ず、20分ほどで離脱してしまいました。
迎えた出展初日。天候に恵まれ、上々のスタート。今回は出走前に品物を揃えたいと言うお客様が多かったですね。フードの出展も多くてあちこちのお店を回ってみました。パフォーマンスや紙芝居などの出し物もあって今までのEROICA JAPANの雰囲気とはまた一味違うマーケットとなりました。





この日はコンコルソデレガンツァ(自転車コンクール)、MAPEIパレードも開催されEROICA JAPANライドの盛り上げ役として一役買っておりました。



出展2日目。この日は朝から雨予報。ウェア類は濡れると困るので他の小物類だけ販売しようかと思いましたが、撤収に手間取りそうだったので出展は断念することに。初日の片付けの際にテントや商品を全て撤収しました。2日目のライドイベントで出走する代表はさておき、私の居場所がなくなると当日の朝に気づくと言う失態。ご厚意でエイドステーションでのお手伝いをさせて頂くことになりました。


エイドステーションに移動する前にライドに出発する皆様をお見送り。荒天のためロングコース、ミドルコースのライドが中止になったのでその参加予定者さんたちが30キロメートル及び80キロメートルのショートコースに振替えとなり、スタートの様子は圧巻の一言でした。この日は地元のウォークラリーが開催されていたようでその参加者さんたちが物珍しそうに見物していましたね。大会本部がウォークラリーの立寄り場所になっていたこともあってマーケットも雨天ながら結構賑わっていました。



エイドステーションに到着すると、親子で来られている外国人の方が興味深そうにメカニックの道具を眺めに来ました。川崎在住と言うこちらの親子、息子さんがライド、お父様は徒歩なのか車で移動なのかわかりませんが自転車はお持ちではなかった様子。聞けばヴィンテージロードバイクが大好きで特に日本のメーカーがお好きなのだとか。その後ライド中だった当店代表とも話をしたと聞きました。
メカニック担当の準備のお手伝いをしていると家族や友人の応援に来ている方々のお姿が。ほぼ全員が顔見知りの方々でした。時折激しく降る雨の中を走る参加者さんに提供される温かい食事は大きな活力となったようでしたが、完走後のライダーの方々はゴール後すぐに温泉に浸かる人が多かったようです。
このエイドステーションはメカニック担当者が待機している場所でしたが、何件かメカトラを起こした車両が来ていました。珍しい車両が来て盛り上がるオーディエンスがいたりして。悪天候ではありましたが大きなトラブルを抱えたバイクは来なかったのは事前のe-checkのおかげでしょう。イベント関係者の荷物を運ぶためエイドステーション閉鎖前に大会本部に移動しましたが、その後も大きなトラブルもなく終わったと聞いて一安心。メカニック担当はヒマであるに越したことはないですが、修理を終えた車両に乗って嬉しそうに出発する姿を見ると嬉しくなりますね。
本部に到着して荷物を渡し、既にゴールしていた代表と合流。フリーマーケットの終了時間でしたので皆様にご挨拶して完全撤収。帰りの道路も思ったほど混雑しておらず2時間ほどで帰社出来ました。
毎回天候に今一つ恵まれないEROICA JAPANですが当店にとっては外国の方々と交流できる貴重かつ数少ないイベント。来年も皆様にこのイベントでお会い出来ればと思っております。
ご来場者の皆様、ライド参加者の皆様、運営及びボランティアの皆様、ありがとうございました。