サイクルトレインツアーに参加しました。
サイクルトレインツアーに参加しました。

サイクルトレインツアーに参加しました。

 23日土曜日に開催されたサイクルトレインツアーに当店代表が参加しました。今回は京都にありますきゅうべえさんが主催、インフルエンサーの内藤英未さんとなななさんがアテンドして下さり、中之島高速鉄道中之島駅から京阪電気鉄道宇治駅までサイクルトレインで移動、宇治地域をライドして宇治駅から中之島駅までサイクルトレインで帰ってくるイベントとなります。

 出発地から大阪駅まで輪行し、大阪駅から中之島駅までは自走。参加者は28人。アテンドやサポートの方を含めると30人を超す大所帯。サイクルトレインツアーとは言え、さすがにこの人数でトレインを組むのは危険。と言うことで事前にちゃんと班分けをして下さっていました。

 中之島駅から京阪のサイクルトレインに乗車。輪行と違い、自転車をそのまま電車内に持ち込むことができるのは楽です。

 20年ほど前にサイクルトレインを導入するにあたり、当時の運輸省(現在の国土交通省)では自転車の固定方法についてどうするのか、急制動が車両にかかった際など緊急事態にどのように対応するかが課題となっていました。今では自転車の固定器具がない車両でもサイクルトレインとして利用することができるようになり、利用者は座席に座って手などで自転車を固定するか開閉しないドアや壁に立てかけることでサイクルトレインを利用できるようになりました。現在ではサイクルトレインやサイクルバスの導入が日本でも進んできているようです(参考)。「道のりは長かった」(店長談)

 まぁまぁ長い時間電車に揺られて到着したのは宇治駅。お茶の産地として有名な場所ですね。到着してからは、駅近くの芝生広場で改めて班分け。そして、突如始まるじゃんけん大会!英未さん、なななさんとじゃんけんをして、勝った1名にはSigrさん(スウェーデンのサイクルアパレルブランド)から帽子のプレゼント。代表は本気を出してGETしちゃいました。

 まず先頭を英未さんに引いてもらい、最初の休憩地点まで走ります。上りが続くのですが、左手には濃い緑色の瀬田川や、ダムを眺めながら、山の中をゆるやかに進んでいきます。おしゃべりができるくらいの上り坂と、まあまあ続く下り坂。このあと宇治に戻ってくるのだから、上りが待っているんだなぁと思いながら進んでいきます。クロモリ乗りは代表のみ。さすがに現代車のようにスルスルと上ることは出来ませんが、参加された方々と楽しく移動することが出来ました。

 休憩地点からは、次の先頭をなななさんに引いていただき、すぐ上りが続きます。なななさんの真後ろを走らせてもらいましたが、離れないように、必死にペダルを回し続け、気がつくと昼食場所にたどり着いていました。

 昼食は、宇治田原市で創業百余年の老舗・魚定本店でいただく、お茶づくしのお料理。抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)入りの天ぷらが絶品で。さすが緑茶発祥の地!

 同じ班の方から聞いたお話によると、さきほど通った道の途中に、碾茶を海苔のようにしたおにぎりも売られてるお店があるとか。坂はキツかったけれど、それを目指して走りたくなるほどの美味しさです。もちろん他のお料理もどれも美味しく、体に染み渡りました。昼食会場の広場で、クロモリに興味があるとおっしゃっていたなななさんに、代表の自転車に乗ってもらい、乗り心地を体験していただきましたよ。

 このあと、メインの坂が待っており、挫けそうになりながらも、同じ班の方に背中も押してもらいつつ、西ノ山展望広場へ。茶畑が一望できる、風の抜ける、心地よい場所。ここで再び休憩して、撮影会。その後は、上り下りを繰り返し、朝見た、宇治駅前広場に到着しました。自由時間も設けられておりましたので、お茶屋さんの抹茶ソフトをいただいて、宇治を満喫してきました。

 帰りの新幹線では、偶然女性の参加者の方と席が隣になりました。特大荷物置き場を確保するため、スマホで新幹線予約をしたときのアクシデントが話題に。のぞみやひかりだと混雑が予想された日曜日の夕方。こだまに乗ってのんびりと旅を終えることが出来ました。

 出発前に駅のロッカーに輪行袋を預けておいたので、身軽に走ることができました。また、メカニックの方々が同行されていたので、安心してライドを楽しむことが出来ました。もちろん、帰りも中之島駅まで自転車をそのまま乗せてくることが出来、なんてありがたいイベントなんだと思ったのでした。特別列車ということもあり、鉄道ファンの方が大勢いらっしゃいました。サイクルトレインは移動手段としては素晴らしいものだと実感しましたが強いて言えば、サイクルトレイン以外の交通機関等の利用(二次交通)などは輪行や自走でしたので輪行袋への自転車の出し入れの時間や手間が。これがシームレスに出来るようになるのは相当先のような気がしました。

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