オーディオアンプを交換しました。
オーディオアンプを交換しました。

オーディオアンプを交換しました。

 お店に置いてあるオーディオ製品。以前私がこちらの建物に住んでいた頃から置いてあるものでお店をオープンするに当たって移動させる予定だったのですが、アンプのあまりの重さにそのまま置いてあると言うものです。

 本来であれば現在自宅に置いてある真空管アンプであるLUXMAN SQ-38FDを設置する予定だったのですが、引っ越しの際にどう言う手違いかこちらには半導体アンプであるMacintosh MA6800が来てしまいました。当時運んだのは多分私なのですが今思うとこれだけ重いアンプ(カタログ値で重量30キログラム)をよく持ってきたものだと感心してしまいます。ちなみにSQ-38FDの重量は18キログラム。これを運ぶだけでも苦労したのにどうやってMA6800を自宅まで運ぼうか悩ましいところです。今更ですがまずMA6800をどう移動させるか決めてから今回の作業をした方が良かったですね。

 汗だくになってセッティングした後で試聴。まずはチューナーでFMヨコハマを聴いてみました。真空管が安定しないのか、音がスピーカーから出たり出なかったり。配線は抜けたり接触不良があったりする気配はないのでしばらく様子見。真空管が温まって来た頃を見計らって女性ボーカルを聴いてみました。ソースは坂井レイラ知美さんのCD『Straight No Chaser』。艶かしい声が素敵です。MA6800と違い、ボリュームを上げてもうるさくないのが嬉しいです。続いてクラシック音楽のCDを試聴。スプラモフォンが発売したCDでクーベリック指揮チェコフィル演奏のスメタナ連作交響詩「わが祖国」。涙が溢れそうになるくらいの素晴らしさ。アンプを交換して良かったなと思えました。ただ、このアンプの出力管である50CA-10と言う特殊な真空管。元々は日本電気が製作した三極管ですがその製造装置を中国の企業に売却、その後細々と生産されておりましたが今では入手困難となっております。ですので、長時間の試聴はちょっと控えたいところ。そんなアンプです。1週間エージングをしたのでこの時聴いた雰囲気とはまた違って聴こえてくるかも知れません。

 古の昔、TANNOY III-LZ(当店に設置してあるスピーカーです)とLAXMAN SQ-38FD、ORTOFON SPU(レコード針です)で聴くのが黄金の組み合わせとまで言われたものですが、私の耳程度ではその良さが判らないような気もします。ORTOFON SPUはとにかく高いので黄金の組み合わせが完成するにはまだまだ時間がかかりそうです。ちなみに現在使用している針はDENON DL-103。こちらもなかなかいい感じの音を出してくれると思っていますが、エンスーな人たちには怒られそうです。と言うか、怒られました。怒るくらいならORTOFON SPUを私に買って下さい。

 と言うことで、11月は1日のみの実店舗営業ですが12月は実店舗営業の日も多くなります。オーディオファンの諸兄には怒られそうなシステムですが是非真空管アンプの音を聴きにいらして下さい。CDやレコードの持ち込み試聴も大歓迎です。なお、当店のオーディオの構成は以下のとおりとなります。真空管テレビは動作はしますが地デジが映りません。将来的には地デジが映るようにしようと思います。

メインアンプ:LAXMAN SQ-38FD
スピーカー:TANNOY Ⅲ-LZ(monitor gold)
スピーカーケーブル:BELDEN Vinatage wire
レコードプレイヤー:Thorens TD126MKIV
レコード針:DENON DL-103
MC昇圧トランス:自作
CDプレイヤー:ONKYO C-1E
DAコンバーター:SUNVALLEY MODEL2
チューナー:Technics ST-7200
真空管テレビ:National TP-27AU

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