早朝パリに着いてEU圏の入境手続き。いつの間にか携帯電話と時計の時間がEU時間になっていた。

シェンゲン条約国の人であるマルコは別の窓口から入国。が、何故か全然手続きが進んでいなくて私たち日本人が先に手続きを終えてしまった。マルコの寂しげな背中。何があったかは聞かなかったけれど、居住地が日本と言うことで揉めたとも思えず。ちなみにこちらも電子化が進んでいて入国審査はすんなり終了。入境スタンプを押してもらおうとしたら「スタンプは必要ね〜からさっさと出ろ。」みたいなジェスチャーをされた。ちなみにその人は携帯電話のゲームで遊んでいましたわ。日本から出たんだなと何となく感じた瞬間であった。
シャルル・ド・ゴール空港で乗継便を待つ。広大な空港のターミナル間は鉄道で移動。今回は乗車機会がなかったが、TGVやユーロスターも発着しているのだとか。ターミナル単体も巨大なので徒歩で移動するだけでもまぁまぁな歩数を稼げる。乗継便に搭乗しアルプスを超えていよいよイタリアに入国だ。

ヴェネツィアではボンドトラベルのもう1人のホスト役の戸嶋さんが待機して下さっていた。いよいよイタリアに入国である。今回の移動はレンタカー。運転はマルコと近藤さんが交互に。借りた車両はフィアットの9人乗りバン。欧州では珍しいディーゼルのAT車。日本だとハイエースのスーパーロングと言った感じで乗り心地は悪くない。これでイタリア国内を巡る。まずはヴェネツィア市内へ向かう。
昼食の時間になったので地元では有名なお店に入る。平日だと言うのに飲んだくれているお客様も。お店のある地区は港湾地域に近く、近年までは治安が良くなかったそうだ。港湾地区の再開発とトランスロール方式(中央部に線路を1本敷設し、ゴムタイヤで移動する方式)の路面電車の導入で治安が回復したことで人が流入して経済も良い方向に向いているとのこと。こちらでまずは無事にイタリアに入国出来たこと、これからの旅の安全を祈願して乾杯。初めて食すイタリア料理は言うまでもなく美味しかった。






店を出てジェラート屋に立ち寄った後、宿泊場所であるマルコの実家に向かう。

マルコの実家はB&B(ベッド・アンド・ブレックファースト=朝食付きの部屋を提供する宿泊施設のこと。)の登録をした宿泊施設としてお客様をもてなす施設となっている。広大な敷地に建つ家に住むのはマルコのお母様とマルコの弟さんご家族。夕飯はマルコのお母様とこの宿泊施設を切り盛りする妹さん、当店代表、そしてボンドトラベルの戸嶋さんが作ることに。その間私は部屋でばったりと倒れていた。ちなみに宿泊部屋は複数あり、この部屋ひとつで暮らせるんじゃないかと思うほどの設備と広さがあった。

21時過ぎにマルコのご家族とともに遅い夕食。弟さん家族に加えて妹さん、お兄さんの家族も加わる。お姉さんの息子は成人に近いが甘えん坊であった。どこの国も男の子は母親が好きなのだろう。美味しい料理と楽しい人々に囲まれてイタリア滞在1日目が過ぎていく。










翌日はイタリアの自転車事情を視察する初日。楽しみだ。