お店訪問記【東京】
お店訪問記【東京】

お店訪問記【東京】

 今年はイベント出展が1件ありましたが、例年どおり8月は基本的に営業をお休みしています。とは言え今年の8月は普段の月よりもなぜか忙しくその最終週末になってようやく実現したのが、今回の店舗訪問でした。

 今回は店舗だけでなく、イベントにもお邪魔してきました。当初想定していた訪問ルートは以下の通りです:
ONO WHEEL ROOM HARAJUKU → オオマエジムショ → cafe POTA asakusa → TOKYO WHEELS Tokyo → rin project → 横尾双輪館(yokoo cafe)→ 阪急メンズ東京

 このうち、ポップアップストアとして出展中の阪急メンズ東京を除くとオオマエジムショさんとTOKYO WHEELS Tokyoさんが今回初めての訪問となります。

 まず最初に伺ったのはONO WHEEL ROOM HARAJUKUさん。苗場のイベントでご一緒した際にお隣同士だったご縁もあり、久しぶりに店舗を訪問する予定にしていました。お店に到着すると、お兄様の健太郎さんが接客中。少し遅れて以前お世話になった康太郎さんもいらっしゃいました。そして先日の横浜ポタリングでお世話になった主催者様がこちらのお店のお客様としてご来店。偶然にしては出来過ぎなくらいの出来事に驚くばかりです。

 健太郎さんは、外国からのお客様の対応もテキパキとこなしていて、さすがの接客スキル。こちらでは当店の代表が欲しがっていたTシャツとパンツを購入させて頂きました。ついついサッカー談義にも花が咲きとても楽しい時間になりました。若いご兄弟の魅力がわかる記事はこちらになります。

 次に向かったのは、浅草にお店を構えるオオマエジムショさん。最近ランドナーが納車されたばかりだったので、まさに絶好のタイミングでの訪問となりました。

 お店は、つくばエクスプレスの浅草駅から少し歩いたマンションの1階にあります。扉を開けて中に入るとそこはまさにランドナーのパラダイス。車体やパーツ、バッグが並ぶ空間に、思わずテンションが上がります。

 店主の大前さんはお客様の意図をしっかりと汲取りながら時折ウィットに富んだ言葉を交えつつ的確なアドバイスをして下さる方。多くの選択肢を提示してくれるところにも豊富な経験と誠実な姿勢が感じられました。

 今回はALPS用のリアバッグを購入。バッグサポーターの必要性を痛感しつつもそれは次回の楽しみに取っておくことにして、お店を後にしました。

 次に向かったのはcafe POTA asakusaさん。ですが、その前にちょっとした腹ごしらえをしようと飛込みで寄ったのがコーヒーショップペガサスさん。こちらがまた素敵なお店で予想以上に心地良いひとときを過ごすことができました。

 喫茶店でひと休みして体力を回復させたのち、改めてcafe POTA asakusaさんへ向かいました。思ったほど距離はなくすぐに到着出来ましたが、この日の東京は最高気温が 39 度の予報。実際にはそこまでの暑さは感じなかったものの、肌にまとわりつく湿気がなかなか堪えました。

 お店に着くと、店長さんから「以前にもご来店されましたよね?」と声をかけられました。私も当店代表も年齢を重ねて、顔は覚えていても名前が出てこないことがしばしばあるので、その記憶力の確かさが羨ましい限りです。店内は多くのお客様でほぼ満席。浅草らしく外国人のお客様の姿も見られました。もちろんライドの途中で立寄る方も少なくないようでこの日もライド途中の3人組の方が来店されていました。

 ひとしきり会話を楽しんだあと、次の目的地である TOKYO WHEELS Tokyo さんへ向かおうとしたのですが道順を考えると別のお店から辿った方が良いとのアドバイスを頂き、行程を変更して先にrin projectさんへ立寄ることにしました。お店ではベッキーさんに接客して頂き代表はブロンプトン用の小物を、私も小物をそれぞれ購入しました。

 次にお伺いしたのは 横尾双輪館さん。2階のyokoo cafeさんでひと休みしました。店内には若い男女が多く集まり、普段の寄合いとはまったく違う雰囲気。マスターとマダムと軽く会話を交わしつつ、甘いものをしっかり補給しました。街を歩き回った疲れがすっと抜け心地時間を過ごすことが出来ました。そして、次の目的地であるTOKYO WHEELS Tokyoさんへ向かいます。

 TOKYO WHEELS Tokyo さんは浅草橋にあります。少し距離があったため電車で移動することにしました。銀座線で稲荷町から浅草へ向かい、都営浅草線に乗り換えて浅草橋に行こうとしたのですが、ちょうど浅草サンバが開催されており、乗換えの通路が通行止めに。5分ほど行き先に迷った末、いったん地上に出てようやく都営浅草線に乗換えることができました。

 浅草橋駅から少し歩いた場所にあるTOKYO WHEELS Tokyoさんは、ガチ勢からゆるポタ勢まで、あらゆるライドスタイルに応えてくれる雰囲気のお店です。普段着にも見えるオリジナルのウェアはとても魅力的で思わず1着購入してしまいました。これまでイベントの出展などでご一緒する機会はありながらなかなか店舗を訪ねられずにいたのですが、とても楽しいひとときを過ごせました。学びも多く訪問して本当に良かったと感じています。

 電車で移動し、この日の最後に訪れたのは有楽町にある 阪急メンズ東京。むしろ「有楽町マリオン」と言った方が分かりやすいかも知れません。そこで開催されていたケルビムさんとアンクルリンネさんのコラボ企画ポップアップストアに立寄らせて頂きました。

 いきなり目に飛び込んできたのは、息をのむ垂涎のお宝車体とフレームの数々。MIYUKI のフレーム、シクロウネ の車体、どれも販売されているのに驚くほど手頃な価格。資金と保管場所さえあれば、迷わず即決で連れて帰りたい逸品ばかり。普通に展示されているのに、この圧倒的ラインナップには、ただただ興奮するしかありませんね。

 場所柄若い方が多い印象でしたが、ヴィンテージのロードバイクを「かっこいい!」と目を輝かせながら眺める人が一定数いて、潜在的な需要は確かにあるんだなと実感。思わず心の中で「みんな目が肥えてるな」と声に出しそうになりました。どうやってこの潜在需要を掘り起こすかを考えると夜も寝られません。

 さらに驚いたのは、ここでは適切なサイズのロードバイクを作るためのデータを無料で測定してくれること。近代的なツールを使いつつも手の長さやサドルに座った姿勢を一目見ただけで、その人の体型や特徴を瞬時に見抜き、次々と数値化していく様子は驚くしかありません。実際に当店代表も測定してもらいましたが、目の前で数値がどんどん出てくるたびに自分もその場にいるかのような感覚になり、「未来の自分のバイク」がリアルに見えてくるようでした。

 と言うことでほぼ半日を東京で過ごしてきました。過去に類を見ないほどの高温の中でしたが、徒歩は10分以内、それ以外は公共交通機関を利用しての移動だったので暑さに負けることなく楽しむことができました。お会いした皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 街角を歩き、お店を巡り、にぎやかな人々や小さな発見に触れるたび、とても気分が高揚しました。またあの街の空気や雰囲気を感じにぜひ訪れたいと思います。

 こうして半日ながら、東京の街の熱気や魅力、人との出会いをたっぷり味わえたことに心から満たされ、次に訪れる日が今から楽しみでなりません。さすがにこの日と同じくらいのお店を巡ることは出来そうもないですけれども、まだ行っていないお店にもお伺いしたいと思っております。

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